演奏音域を広げる練習楽譜

5つのドを弾く楽譜。まずは弾いてみてください。

譜面を見てすぐに弾けるようになるのが理想です。ピアノマーベルのレッスンのメソッド4A-1では5つのドを弾くレッスンが受けられます。気軽に体験いただくため、このレッスンは特別に動画で公開しています。動画の楽譜の通り弾いてみてください。

【画像】4オクターブのドを弾く練習楽譜


弾けましたか?

弾けなかった方は下の内容も読んで、反復演奏してサッと弾けるようになりましょう。

なんでこんな練習をするの?

初心者が両手で2オクターブ弾けるようになって、ひとつ壁を超えたあと、一般的にレッスンは上下に音域が広がっていきます。2オクターブの基準音しか持っていないと予測するのが難しくなり、苦しくなっていきます。

たとえば、下の図の青丸で囲った音は1オクターブ下のドから、距離が離れているので、知っている方以外はすぐに音が予測できないと思います。

【画像】低音部譜表の下の第一加線上音は?

基準となる音を増やすと? 2オクターブ下のドを加えてみます。

【画像】低音部譜表の下の第一加線上音は?-2

上の図の通り、予測が簡単になります。ドから3度上に離れているので、音はミです。

では、4オクターブ分のドの位置を見ていきましょう。

【画像】4オクターブの5つのド

真ん中のド

鍵盤のそして、大譜表の真ん中にあります。ともに譜表の外に加線を1本引いた位置にあることも覚えておきます。

1オクターブ高い、低いド

両方とも真ん中のドから8度分(1オクターブ分)だけ距離が離れています。そして、両方とも線の間にある音です。

2オクターブ高い、低いド

高い方も低い方もも譜表の外に加線が2本ずつ加わっていることに注目してください。

【画像】2オクターブ上・下のドはともに加線が2本引かれた位置

【まとめ】
動画の楽譜をマスターし弾ける音域を広げていきましょう。
また、ドとドの中間にあるソの位置も覚えると、上下の音を推測しやすくなりさらに便利です。

【画像】4オクターブのドとソの位置